▼04月25日(月) |
明里は運命の人。水野さんは愛すべき人。 |
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■『秒速5センチメートル』(コミカライズ版)
原作アニメでは一種ごまかされていた感もある(言い方は悪いし、あれもアニメーション表現の一つではあるのだが、観る側の想像力に委ねる点が過多だったのは確かであり、それを求めていない人にとっては説明不足のごまかしと見られてしまうであろう)第3話における“貴樹が東京に出てきてからの恋愛模様”をちゃんと描いた、本当の意味での『秒速5センチメートル』完結編。アニメでも一部描かれていた、東京で付き合っていた彼女との出会いと別れ。その間に二人に起こった事をつぶさに描く。
交わりかけていた心が、次第に離れ、すれ違う。その心を繋ぎ止めるかのように二人が向かった場所。しかし、そこで貴樹が見たモノとは。彼がとった行動とは――。
恋は、呪い。
貴樹と彼女の切ない別れを見た後に目に入る、明里のモノローグの残酷さ。アニメでも大概だったけど、今回は二人の想いをアニメ以上に知った上で目にするから、更に胸に刺さる。
人は、そんなに上手く感情に折り合いを付けて生きてはいけないんだ。
だから、それが分かるから、明里の言葉が辛い。
本編のエピローグには嬉しい仕掛けが。全てを捨て、全てを失い、一人になった貴樹が桜の下で出会う影。そして残していく想い。新たなる一歩を、見送る、想い。
冒頭で起こる“奇跡ではない出会い”も込みで、本コミカライズのエピローグは残酷な中にも優しさの籠もった良い終わり方だったと思う。
……ちなみに僕はアニメ版の第3話の演出好きですよ。あと貴樹の東京での彼女である水野理沙さん、相当好きですよ。
(関連)
Amazonリンク→
・『秒速5センチメートル』 (1)
・『秒速5センチメートル』 (2)
番外編とも言える最終話は、みんな大好き「コスモナウト」編のヒロイン花苗ちゃんが主役となる、アニメでは描かれなかったその後のお話。
島に残り大人となった彼女の心に残った小さな棘。その棘を抜くために、前に進むために、彼女は決意する。
恋の呪いに囚われてしまった女性を描いた“もう一つの『秒速5センチメートル』”。これも新海さんがストーリーテリングを手掛けているのだろうか、オリジナルエピソードなのに見事に『秒5』の世界を描ききっている。素晴らしい。だからこそ、途中に出てくるお姉ちゃんの言葉が的を射すぎていて辛い。
ははは…そ、そうですよね。踏み出す一歩ですよね。
でも、その一歩を踏み出したからこそ、224ページでの花苗ちゃんの表情があるわけで。
あの美しさ。あの美しい顔を描ける画力と、最大のインパクトで見せられる構成力。1巻読んでた時から思ってたけど、作画担当の清池雪子さんの漫画力は相当な物です。いや、素晴らしい。
■本日のTV映画。
午後ローで『エア・マーシャル』。
今週は“のりものが主役!?の映画大集合!!!”って、オイ!
日付は変わって26日AM01:59より日テレで『イノセンス』。
『攻殻機動隊 S.A.C SSS 3D』公開記念かしら?
■AmazonにてPSP再入荷中。
28日入荷分を予約受付中。色も選択出来まっせ。
■きたーく! 即、夜しごーと!
やすまらねぇー!
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▼04月23日(土) |
簡易更新。 |
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■『第2次スパロボZ』進行状況。
ニアでニアニアしてます。
■本日のTV映画。
土曜プレミアムで『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』。
先週に引き続きシリーズ完結編が放送。
■本日、買い物で秋葉原にお出かけ。わりと遅くに出掛けたので、昼食も夕食もお外でパクパク左右衛門でした。
昼はお茶の水の豚野郎で豚丼中盛り。久しぶりに行ってみたら15時くらいなのに10人くらいの行列。炭取り替え時間なんかもあって、トータルで1時間くらい待った。
炭火で炙られた豚の香ばしさと醤油ダレの掛かったご飯の相性は筆舌に尽くしがたし! 間違いなくンマイ!(以前は1枚のお肉が大ぶりで、丼にバラの花弁のような盛り方をしてたんだけど、食べにくいと言われたのか小さめ一口大に切って提供するようにしたみたいね)
でもって夜は神田のだんだんで一人飲み。
ポテサラ管理人こと僕は勿論ポテサラを注文。他には湯通しして色が白くなった“白センマイ”や牛ユッケなどをパクパク。他にも2品くらい頼みましたが、どれも一人で食べるには十分すぎるほどの量なので最後の方にはお腹一杯。勿論お味もベリーグー。ついでにお値段も安くてこれまたベリーグー(ポテサラ\300。他の2品は\450)。
だんだんも震災の影響で生肉の仕入れに苦労されいるようですが、今後も積極的に通いたいので是非とも頑張っていただきたいです。
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▼04月09日(土) |
ここ最近貧乳にムラッと来るのですが。 |
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■『さんかくかん』
和六里ハル先生の新刊(見ての通りエロ漫画)。
表題作は先走りがちな幼馴染みのお姉さんと同じ部活の同級生(表紙の二人ね)の間でヘンテコな三角関係に陥ってしまった主人公のお話(……というか、ストーリーのメインは三角関係に巻き込まれたメガネの子)。お話自体は面白かったけど、僕的にかなり好みな地味メガネ同級生は狂言回し位置に落ち着いちゃっていたので、主人公とあまり絡まなくて残念。
他の収録作の中では、主人公が子供の頃から見ていた父親の友人女性(おそらく三十歳前後)に告白する話がジャストミート。年上なのにキスしたり脱がせた時の反応がめっちゃ可愛いって!
オタマ持ったまま抱き寄せられキスされる生活感。全体的にコメディタッチで進むのもいい。
この後、年下の主人公にドロッドロにされてしまいますが、いちいち恥ずかしがる様が愛らしい! お姉さんなのに!
他の収録作もかなり粒ぞろいの作品が揃っているので、気になってた人は買ってみるといいよ。
■本日のTV映画。
土曜プレミアムで『天使と悪魔』。
『ダ・ヴィンチ・コード』に続くシリーズ第2弾。
■Mai:lish、昨日から春のコスプレ祭。
明日まで開催。日替わりで色んなコスプレが見られるよー。
■Amazon.co.jp: げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC): 木尾士目: 本
『げんしけん』新シリーズコミックスが予約開始。
■やっと帰宅出来ました。寝ます。
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